トイレの介助と腰痛

介護職に就いて働いていくことを決めた人は、働き始めたら幾つかの悩みを抱えることになるだろう。今回はその中から2つ紹介する。その他の悩みについては、働き始めるときに先輩から具体的な辛さを聞いておくのも良いだろう。また、ネットで詳しく調べてみるのも良い。たとえば下記のサイトだ。解決法も紹介しているため参考になるだろう。
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まず1つ目は介助の仕事内容に関わるものである。高齢者の身辺のお世話をすることになるのが介護の仕事であり、サービスの利用者は基本的には1人では身の回りのことができない人ということは理解しておかなければならない。1日に1回入るお風呂の介助に加えて、1日の間に何度もトイレの介助を行わなければならないのである。お風呂までは許容できてもトイレは嫌悪感を抱いてしまう人が多く、難なく行えるようになるまでに時間がかかることも少なくない。しかし、慣れてしまうものであるため、いつの間にか嫌悪感が抱かなくなっているのが一般的なので心配は不要である。

より切実になるのがもう1つの悩みだ。実は介護職になってから日常的に腰痛に悩まされている人が意外と多い。介護の仕事では身体を支えたり、車椅子などを運んだりする肉体労働が多いのが特徴となっている。勤務時間中は立ち仕事を続けることになるため、どうしても腰への負担がかかってしまうことは避けられない。体力を十分につけると共に、毎日ストレッチやマッサージをして対策をしていく他はないのが腰痛である。慣れて慢性化したから大丈夫という人もいるが、それは根本解決ではないので介護職に就くなら体力を付けることも重視しておくと良い。